How to drip coffee
それは豆の焙煎度によって淹れ方を変えることです。
淹れ方を工夫すると、同じ豆でもある程度味の調整ができます。
■深煎りの《苦み》を抑えたい場合
⇒豆を粗く挽いて(粗挽き)温度の低いお湯(85°～90°)でドリップ。
※コツ：思ったよりもゆっくりを心がけて。
■浅煎りの《酸味》を抑えたい場合
⇒豆を細かく挽いて（中細挽き）熱めのお湯(93°～95°)でドリップ
※コツ：パウダーになってしまわないよう細かすぎ注意。
これは、挽き目が調節できるミルを使って同じ豆で違った味わいを楽しむ方法です。
基本的には細かく挽くほど濃い味が出やすくなり、粗く挽くほど香りを楽しむのに向いています。
ここでは、挽き目の粗さとそれに対する一般的な摘出方法をご紹介します。
①【極細挽き】
粒の大きさ：パウダー
抽出時間：短時間摘出向き
抽出方法：エスプレッソマシーン
②【細挽き】
粒の大きさ：
パウダーとグラニュー糖の間くらい
抽出時間: 時間をかけて
抽出方法:水出しコーヒー
③【中細挽き】※ベーシック
粒の大きさ：グラニュー糖くらい
抽出時間:２～3分(1分は早いですよ)
抽出方法:ペーパードリップ、コーヒーメーカー、エアロプレス
※迷ったらこれ｜一般的な挽き目
④【中挽き】
粒の大きさ：
グラニュー糖とザラメの間くらい
抽出時間: ゆっくり
抽出方法：ネルドリップ、ペーパードリップ、サイフォン、フレンチプレス
⑤【粗挽き】
粒の大きさ：ザラメくらい
抽出時間: じっくり
抽出方法：粉と湯の接触時間が長くて目が粗いフィルター（金属など）を使う場合
パーコレーター、フレンチプレス
自宅におススメのミル
挽き目の特長が雰囲気として伝わればと思います。
ドリップのレシピ例として、
「挽き目を細かくして濃く抽出し、ミルクと割ってカフェオレ」
「豆を贅沢に使って粗く挽き、香りメインで楽しむ」
など工夫とアイディアで様々な味わい方を楽しんでいただけたら幸いです。
アイスコーヒーは作り方で全く違う味わいが楽しめます。
■夏の定番！ビターなドリップアイスコーヒー
≪レシピ≫
焙煎度：お好みで｜挽き目:中粗挽き｜1杯分:20g｜抽出量:100ml（濃いめ）
手順：氷をグラスにたっぷり入れ、濃く抽出したホットコーヒーを静かに注ぎます。
※コツ①：氷を伝わらせながら静かに注ぐ
※コツ②：不純物が少なく透明度の高い氷は溶けにくく、コーヒーが薄まりにくいです
■簡単！スッキリフルーティーな水出しアイスコーヒー
≪レシピ≫
しぜんやの水出しパック１袋：水450ml
手順：冷水と水出しパックを容器に入れ、１晩冷蔵庫に置くだけ。
※水出しパックは、冷水でも美味しくコーヒーが抽出できるよう焙煎度・挽き目・量を調節してあります。
紅茶のように涼しげで、香り主体のライトな飲み心地です。
『どこでも誰でも手軽に淹れられて、好みを調節できる』ドリップコーヒー。
基本：90～93°程度の沸騰していないお湯で淹れる。
■ホットコーヒー
焙煎度：お好みで
豆の挽き目:中粗挽き
1杯分:15g
抽出量:170〜180ml
■カフェオレ
焙煎度：中深煎り〜
豆の挽き目:中粗挽き
1杯分:15g
抽出量:100ml
仕上げ:温めたミルクを100ml注ぐ
■アイスコーヒー
焙煎度：お好みで
豆の挽き目:中粗挽き
1杯分:20g
抽出量:100ml（濃いめ）
仕上げ:ドリップしたばかりの温かいコーヒー液を、氷を入れたグラスに注ぐ。
※氷を伝わらせながら静かに
淹れる時の工夫でコーヒーの微調整ができます。
■豆の量
多め⇒ 濃いめ/苦め/重めの味
少なめ⇒ 軽め/酸味寄りの味
■挽き方（細かさ）
細かい⇒ 濃いめ/苦め/重めの味
粗い⇒ 軽め/酸味寄りの味
■お湯の温度
高め⇒ 濃いめ/苦めの味
低い⇒ 軽め/酸味寄りの味
■お湯の量
多め⇒ 軽め/ライトな味
少なめ⇒重め/濃い味
好みじゃない豆を購入してしまった時など、お試しください。
ほんのひと工夫でラクに美味しいコーヒーを淹れられます
【計る】
ご存じの方には当たり前のことですが、毎回・同じ量でドリップすること。
これは、意外と重要ポイントです。
菓子作りと似ていて、分量を適当にすると味を台無しにしてしまうことがあるからです。
【量】
しぜんやの推奨は１杯分の豆15g、やや多め。
（通常は10g程、市販のドリップバックは8g〜10gくらいです）
それをドリップで170〜180ml抽出して下さい。
レシピ：1杯｜15g｜170〜180ml
これを守るだけで、安定した美味しさが約束されます。
急がば回れ、レシピ通りに計ると本当に楽＆美味ですよ。
計りはデジタルクッキングスケールがおススメです。
◇小型 デジタルスケール ｜TOKAIZ
≪ポイント≫
コストパフォーマンスよし｜超コンパクト｜機能面で十分
参考記事はこちら(LINE公式アカウントのタイムラインより記事）
ID : 1162776525303011445
URL : https://line.me/R/home/public/post?id=906kkopz&postId=1162776525303011445
◇コーヒーミル｜オーシャンリッチ
≪ポイント≫
コンパクト｜静か｜USB充電でコードレス使用可能
参考記事はこちら(LINE公式アカウントのタイムラインより記事）
ID : 1162404940803012801
URL : https://line.me/R/home/public/post?id=906kkopz&postId=1162404940803012801
追記：デメリットとして時間がかかること、毎日頻繁に使う方だと壊れやすいかもしれないと、ご報告いただきました(令和3年10月)
◇ドリップ用ミニポット ｜ニトリ
≪ポイント≫
注ぎやすさ｜軽さ｜程よい湯の温度
◇その他、見つけ次第ご紹介いたします。
≪ポイント≫
簡単なひと手間で粉の飛び散りを防止することができますよ。
参考記事はこちらから(LINE公式アカウントのタイムライン記事より）
ID : 1163261080803010506
URL : https://line.me/R/home/public/post?id=906kkopz&postId=1163261080803010506